日本大学の教育理念「自主創造」の構成要素である「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道をひらく」をベースに、情報音楽コースではSustainable Creativityを教育理念とし、音楽を中心とした新たな芸術表現や芸術体験の創造を目指しています。
一人ひとりの個性を磨き、多様な個性を重ねることにより、世界で必要とされる人材育成を行っています。世界で必要とされる人材とは持続可能な創造力を持った人間です。
Story
情報音楽コースは1989年に作曲理論コース内に設立され、その後、1995年に情報音楽コースとして独立しました。そう、Windows95が発売され、その後のインターネット社会とともに、情報音楽コースはデジタル技術による音楽制作の先端を駆け抜けています。
今では当たり前となったコンピュータでの音楽制作ですが、情報音楽コースでは、その基礎となる音響信号処理やプログラミングの学習を通じて、アプリでは表現できない個性豊かな音楽表現を目指しています。また、ライブパフォーマンスやインスタレーション、メディアアート、アプリ開発、放送配信技術など、音楽制作だけでなく、音楽を人に伝える方法や、音楽をどのように感じているのか、どんな音楽が好まれるのかなど、音楽心理やマーケティング、ブランディングなどの内容も学習します。
これらの学びに加え、映像やデザインなどの他学科領域の学習を総合的に活用し、学内外でのプロジェクトに参加することにより、実践的な体験を積んでいきます。
アーティスト、音楽業界、エンターテインメント業界、ゲーム業界、放送業界、IT業界など、多くの卒業生が学生時代の学びを活かして最先端の現場で活躍しています。
我々と一緒にエンターテインメントの未来を創っていきましょう。
Educators
我々はプロのアーティストであったり、研究者であったり、エンジニアであったりしますが、大学での我々はEducatorです。みなさんに表現方法や技術を教えることよりも、自分で何かを生み出す力を育てることを重視しています。もちろん基本的なことは教えますが、表現とは一人ひとり違うものです。それぞれの学生の表現活動を可能な限り支援していく教育方法を実践しています。
また、実践的授業においては、一人ひとり違う個性や能力を集団の中でどのように活かしていくかという、協働体制での授業も展開ししています。個を統一するのではなく、多様な個をコミュニケーションによってつなげることは、エンターテインメントの世界では最も重要なことなのです。
我々はあらゆる授業において、学生のSustainable Creativityを育てています。